11月7日(月) 開校記念日にまつわる話 1
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開校式の話は 10月12日の「今日の三中」でお伝えしました。
ところで本校の開校記念日は 11月9日 です。
校旗や校歌を発表した開校記念式が
昭和55年のその日に行われたことによるものです。
今年の開校記念日を前に,
それにまつわる話をいくつかお伝えすることにしました。
第1回の今日は,三中の校歌「透明光体(たましい)」誕生の話です。
11月9日,開校記念式で三中の象徴である
校旗の披露と校歌の発表が行われた。
校旗は,校章を金糸で刺繍し,
地色をスカイブルー(スクールカラー)で表し,
明るく伸び伸びと大きく飛躍する三中を象徴しているようであった。
校歌は作詞を21世紀を描く詩人として名高い宗左近法政大学教授に
作曲を日本でも一流であり桐朋音楽大学長の三善晃先生に依頼した。
両先生とも学校や生徒,PTA,地域の実態をとり入れようと
宗先生は6月12日,三善先生は8月6日に来校し,
熱心に生徒やPTAの方々と話し合いをされた。
10月に作詞が完成し,ただちに作曲にかかった。
校歌の原稿の到着は11月2日であった。
9日の開校式に間に合わせるべく校歌の特訓が行われた。
11月5日に三善先生来校,早朝より丸一日休憩らしい休憩もとらず,
熱心に校歌の指導をされたのには頭が下がった。
校歌は未来にはばたく三中を描いた素晴らしいものであり,
開校記念式での全校生徒による校歌の大合唱は,
参加者一同に大きな感動を与えた。
この11月9日をもって本校の開校記念日とすることに決定した。
~校友会誌「黎明」創刊号から~
今でも式典などで校歌が歌い終わると
来校された方々から拍手が沸きあがる三中の校歌。
これからも開校記念式での感動を分かち合う気持ちで
大切に歌いつなぎましょう。
三中では,以前,合唱コンクールを11月9日のある週に行っていました。
音楽室には作詞・作曲の両先生の色紙が掲げられています。